親御様へ

男女とも初婚の平均年齢が年々上がっています。厚労省の調べに寄れば2020年は夫31.1歳　妻29.6歳。1980年（夫27.4歳　妻25.2歳）から比較すると、4歳以上あがっています。

大学進学率の上昇や社会常識の変化、医療技術の進歩など様々な原因で、晩婚化が進行中なのです。結婚して一人前や、結婚するのが当たり前といったような親世代の価値観が弱まるとともに、結婚は個人を中心に据えたものへ変化しています。

結婚は人生の 選択肢の一つとして捉えられるようになってきております。結婚するかしないかについての自由度は年々高まっているものの、やはり良い人がいれば結婚したいと思う独身者が大半を占めているのが現実です。

子どもに結婚して欲しい。親がどんなに言っても全く婚活する気配がない、やきもきする。

やり場のない出口を求めたいけど、子どもを責めるのも違う気がする。

自分の育て方が悪かったのか、自分を責める親御様も少なくありません。

子どもが結婚できていない理由を親の立場では性格に分析はできません。子どもを愛するが故に客観性を欠く可能性があるからです。なぜ、この子は結婚しないんだろう？と思われましたらやはりプロに相談するのが一番の解決策だと思います。

「果報は寝て待て」

子どもになるべくプレッシャーをかけることなく、なんとなく（早く結婚しないかな）と少しだけ期待をしながら過ごすうちに、やがて我が子から「紹介したい人がいる」と切り出されたら、理想的ですね。

情報があふれ社会が大きく変わってきていますが、結婚生活そのものは地味なものです。

AIを導入しながらご紹介をさせていただいておりますが、最後に結びつけるのはやはり人です。

＜人と人をつなぐのはやっぱり人＞という想いを底辺に、お子様の結婚が現実に近づけることを願うばかりです。